この春はバレエを観に映画館へ!
天才振付家の半生に名門バレエ団の名舞台まで。
バレエ初心者からバレエファンまで楽しめる
この春お薦めのバレエ映画を紹介しよう。
シュツットガルト・バレエの奇跡を描く 『ジョン・クランコ バレエの革命児』
ドラマティックバレエ『オネーギン』で知られる天才振付家ジョン・クランコの半生を描いた伝記映画『ジョン・クランコ バレエの革命児』。彼はいかにしてドイツ地方都市の小さなカンパニーだったシュツットガルト・バレエ団を世界レベルに引き上げ、“シュツットガルト・バレエの奇跡”を起こしたのか──。
物語の舞台は1960年代。英国ロイヤル・バレエ団やサドラーズ・ウェルズ・バレエ団で振付を手掛け、新進気鋭の振付家として注目を集めていたジョン・クランコ(サム・ライリー)。しかし警察のおとり捜査により、同性愛行為の罪で起訴されてしまう。ロンドンを追われたクランコは、ドイツ、シュツットガルト・バレエ団へ。芸術監督に就任し、『ロミオとジュリエット』や『オネーギン』の成功で一躍名声を掴む。シュツットガルトの小さな一バレエ団を世界的カンパニーに押し上げ、“シュツットガルト・バレエの奇跡”と呼ばれた。そんななか、彼に悲劇が訪れる……。
創作に対する情熱と執着、エキセントリックで奔放なプライベート。作中はクランコの知られざる素顔が赤裸々に描かれていく。シュツットガルト・バレエ団の全面協力を得て、撮影は同団の本拠地であるシュトゥットガルト州立歌劇場で、音楽はシュトゥットガルト州立管弦楽団が演奏。さらに作中はシュツットガルト・バレエ団プリンシパルのエリサ・バデネスやフリーデマン・フォーゲルをはじめスター・ダンサーが登場し、彼らのダンスと演技も大きな見所になっている。

[上映情報]
『ジョン・クランコ バレエの⾰命児』
監督・脚本:ヨアヒム・A・ラング
キャスト:サム・ライリー、マックス・シンメルフェニッヒ、ハンス・ツィッシュラー、ルーカス・グレゴロヴィチ
シュツットガルト・バレエ団キャスト:フリーデマン・フォーゲル、エリサ・バデネス、ジェイソン・レイリー、ロシオ・アレマン、ヘンリック・エリクソン
ドイツ/2024年/138分/シネマスコープ/ドルビーSRD/カラー/ドイツ語
原題:John Cranko
配給:アット エンタテインメント
映倫:G
公式サイト:johncrankojp.com
© 2023 Zeitsprung Pictures GmbH.
2026年3⽉13⽇よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ 渋⾕宮下、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
ロンドン冬の風物詩を1週間限定公開! ロイヤル・バレエ『くるみ割り人形』

英国ロイヤル・バレエ団の『くるみ割り人形』は、1984年の初演来600回以上上演されてきた冬の風物詩。今回公開されるのは2025年12月10日の上演作で、金平糖の精をマヤラ・マグリ、王子をリース・クラーク、クララをウクライナ出身の新星マリアンナ・ツェンベンホイ、ハンス・ピーター/くるみ割り人形を中尾太亮が踊っている。英国ロイヤル・バレエ&オペラinシネマ2025/2026にて2月20日〜1週間の限定公開で、続いて『ウルフ・ワークス』『ジゼル』などの上映が予定されている。

[上映情報]
ロイヤル・バレエ『くるみ割り人形』
振付:レフ・イワーノフに基づき ピーター・ライト
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
原台本:E.T.Aホフマン「くるみ割り人形とねずみの王様」に基づき マリウス・プティパ
プロダクション・台本:ピーター・ライト
指揮:シャルロット・ポリティ
キャスト
金平糖の精:マヤラ・マグリ
王子:リース・クラーク
ドロッセルマイヤー:ジェームズ・ヘイ
クララ:マリアンナ・ツェンベンホイ
ハンス・ピーター/くるみ割り人形:中尾太亮
配給:東宝東和
公式サイト:https://tohotowa.co.jp/roh/
©2023 Alice Pennefather
2月20日~2月26日TOHOシネマズ 日本橋ほか1週間限定公開
ロイヤル・バレエ『ウルフ・ワークス』

ヴァージニア・ウルフの世界をウェイン・マクレガーが舞台化。『ダロウェイ夫人』『オーランドー』『波』をはじめとするテーマを織り込んだ三部作。
[上映情報]
ロイヤル・バレエ『ウルフ・ワークス』
振付:ウェイン・マクレガー
音楽:マックス・リヒター
指揮:クン・ケッセルズ
出演:ナタリア・オシポワほか
公開日:2026年5月15日~5月21日
ロイヤル・バレエ『ジゼル』

ピーター・ライト版ロイヤル・バレエ団の『ジゼル』を上映。主演を高田茜、スティーヴン・マックレーが務めている。
[上映情報]
ロイヤル・バレエ『ジゼル』
振付:マリウス・プティパ(ジャン・コラーリ、ジュール・ペローによる)
演出・追加振付:ピーター・ライト
音楽:アドルフ・アダン
指揮:ヴェロ・ペーン
台本:テオフィル・ゴーティエ(ハインリッヒ・ハイネによる)
出演:高田茜、スティーヴン・マックレーほか
公開日:2026年5月29日~6月4日

おすすめの本
『まいあMaiaーSWAN act Ⅱー完全版』第3巻
有吉京子 著(平凡社刊)
定価=1540円(10%税込)
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【第3巻あらすじ】
まいあはパリオペラ座バレエ学校公演『2羽の鳩』でジプシー娘役をつかみ、舞台は成功を収めた。第1学年に進級し、恒例の学校祭の準備に忙しいなか、その後に控えるオペラ座バレエ団の入団試験のことも気になり始め――。
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夢の舞台は、パリ・オペラ座――。
完全版、誕生!
世界最高峰のパリ・オペラ座バレエ団に憧れるまいあは、夢の第一歩となる、名門パリ・オペラ座バレエ学校を受験する――。バレエ漫画の金字塔『SWANー白鳥ー』の主人公、真澄とレオンの娘・まいあが活躍する次世代ストーリー。連載開始から20年愛されたロングセラー全7巻をもとに、新たに描きおろし番外編、カラーイラストを加えて完全版(全4巻)として生まれ変わりました。
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巻頭カラー&まいあ扉絵コレクション
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おすすめの本
※「SWAN」舞台化決定!!2026年9月上旬
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『SWAN―白鳥―愛蔵版』第16巻
有吉京子 著(平凡社刊)
定価=1870円(10%税込)
詳細はこちら
『SWAN―白鳥―』の続編として2014年から描かれた『SWAN ドイツ編』後半を収録。尊敬する天才振付家ジョン・ノイマイヤーの「オテロ」のオーディションを経て、デズデモーナ役を射止めた真澄。レオンと喜び合うも束の間、体調に異変を感じて訪れた病院で告げられたのは――? 1976年にスタートしたバレエ漫画の金字塔『SWAN―白鳥―』、遂に感動のフィナーレへ!!
●SWAN全16巻完結記念企画:描きおろし番外編「引退公演を迎えた日」23P収録! 真の最終回ともいえる有吉先生のメッセージのこもった力作です。他にも、新規着色ページ、イラストも収録の贅沢な一冊。ぜひ、ご覧ください!
