*本企画の募集は〆切ました。多数のご応募ありがとうございました。
今年創刊50周年を迎える「別冊太陽」。圧倒的なビジュアルと一流の執筆陣と共に、長年に亘って日本文化の多彩で尽きせぬ魅力を発信し続けてきました。
この度、本特集「小さな平屋に暮らす」の刊行を記念として、日本を代表する住宅建築の名作「聴竹居」及び「八木邸」の読者限定見学会を行います。「聴竹居俱楽部」「八木邸俱楽部」代表を務める、松隈章先生のレクチャーと共に、建築家・藤井厚二が追い求めた「日本人の理想の住宅」の世界を体験できる貴重な機会です。奮ってご応募ください。
聴竹居
建築家・藤井厚二が自邸として設計した「聴竹居」(1928年)。日本の気候風土と日本人の感性やライフスタイルに適合させた普遍的な「日本の住宅」の理想形を提示しています。「聴竹居」は、1999年に日本のモダニズム建築を代表するとしてDOCOMOMOJapan最初の20選に選定され、2017年には建築家が昭和時代に建てた住宅として初めて国の重要文化財に指定されています。(京都府乙訓郡大山崎町/JR山崎駅、阪急大山崎駅より、それぞれ徒歩約15分程度)
香里園 八木邸
同じく藤井厚二設計による木造瓦葺二階建住宅。大阪で綿花・綿糸・絹織物を商っていた八木市造と家族のために建てられた注文住宅。竣工(1930年)当時とほとんど変わりない状態が保たれ、また現存する藤井設計の住宅の中でも特にオリジナルの家具や調度品がたくさん残されています。(大阪府寝屋川市/京阪本線香里園駅より徒歩5分)
[講師紹介]
松隈章(まつくま・あきら)氏
一般社団法人聴竹居俱楽部代表理事、八木邸俱楽部代表。株式会社竹中工務店 設計本部設計企画部部長付企画担当。1957年兵庫県生まれ。北海道大学工学部建築工学科卒業。著書に『聴竹居:藤井厚二の木造モダニズム建築』(平凡社コロナ・ブックス)、『木造モダニズム建築の傑作 聴竹居発見と再生の22年』(ぴあ)など。聴竹居の保存・研究活動などにより「日本イコモス賞2018」、「2018年日本建築学会賞 業績賞」を受賞。
「聴竹居と八木邸」見学会 募集要項
●日程…7月2日(土) 10:30~16:00(10名限定)
各邸内の見学と松隈章先生のレクチャー
●参加料…3,000円(税込)
●スケジュール
「聴竹居」現地集合→邸内見学・レクチャー→〈各自昼食〉→「八木邸」へ電車移動→邸内見学後、現地解散
※聴竹居から八木邸の移動費は各自負担となります。
●応募〆切…5月31日
●応募方法
下記よりお申し込みください。
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※応募多数の場合は抽選になります。(抽選の結果は6月10日までにご連絡いたします)
※実地詳細は、当選者にのみ追ってご連絡いたします。
※電話での応募はお受けできません。
別冊太陽「小さな平屋に暮らす」
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